ボランティア概要
団体名 | 赤城姫を愛する集まり | ||
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代表者氏名 | 篠原 豊 | ||
活動地域 | 赤城山周辺( 渋川市 深山地区 ) | ||
活動分野 | 自然観察・保護 環境調査 植林・森林整備 里山の保全・活用
環境教育・環境学習 自然体験 |
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活動概要 | ≪主な取り組み≫
会ではヒメギフチョウ(群馬県指定天然記念物)の発生状況、生態について調査を行ってきました。25年余りにわたって成虫の発生数、産卵数、幼虫の成育状況について毎年延べ150人ほどの規模で調査を行っています。その結果として成虫の産卵嗜好性、産卵数・産卵場所の年間変動、幼虫の死亡率と死亡要因、幼虫の移動分散距離などに関するデータの蓄積ができ、保護管理計画の提案を行ってきました。 調査から得られたデータによりヒメギフチョウの置かれている状況を多くの方に正確に理解していただく必要があると感じています。機関誌『赤城姫』として毎年、発表する以外に、要約を日本チョウ類保全協会はじめ昆虫愛好者の雑誌に紹介させていただいております。国内・国外の学会・研究会でも積極的に発表しています。また、年に一度はヒメギフチョウの飛ぶ時期に発生地で観察会を開催し、一般の方への啓発も行っております。 調査の結果は具体的な保護にも結びつけております。赤城山のヒメギフチョウの場合は小さな幼虫の時期にクモやダニに食べられて死亡してしまうケースが多く見られます。そこで卵が生み付けられた食草ウスバサイシンを網で覆って、幼虫が天敵に食べられないように守っています。また、産卵数が極端に減少した年には、緊急措置として増殖計画も提案しました。現在は減少が見られるウスバサイシンの増殖も推進しています。 |
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団体からの メッセージ |
5月連休中にヒメギフチョウの生息地で、一般市民対象の自然観察会をおこなっています。
5月~6月中旬頃までの土日(休日)、係員が調査に入っている為、腕章をしている人に、訊きたいことがあったら、質問して下さい。 森には春の女神たちが舞い遊び、スミレやカタクリの花が乱れ咲くこんな赤城を夢見て、虫好き・自然好きの仲間がいつしか集まりました。 コブシの花に見とれながら山の道を登り、鳥の声に迎えられる。生きもののひとつとして、他の者と共に生きたいと願っています。昆虫、植物、動物、鳥が好きな人、ただ自然の中にいることが好きな人・・・など、色々な人間の集まりです。観察会、勉強会、懇親会なども行っています。 ひとりでは出来ないことも、多くの力をあわせれば光が見えてくるかも知れません。こんな私たちの仲間に加わりませんか。 |
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会費 | 年会費 4000円(ニュース年4回・機関誌年1回発行) | ||
ボランティア募集 | あり | ||
住所 | 藤岡市藤岡827-5(松村行栄方) | ||
TEL | |||
FAX | |||
sho_suda☆yahoo.co.jp セキュリティ強化の為「@」を「☆」に変えてあります。 | |||
団体URL | http://akagihime.digick.jp/ | ||
備考 | |||
登録日 | 2014/12/03 | 更新日 | 2018/01/17 |
ヒメギフチョウ「赤城姫」(群馬県指定天然記念物) |
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ヒメギフチョウ「赤城姫」 |
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卵が生み付けられた植物を網で覆って、幼虫が天敵に食べられないように守っています。 |